「新築からリフォームへ」と言われるようになった住宅産業。事実この10年で、市場規模は5000億ほど増加しています。リフォーム、・ノベーションの潜在顧客は、全体の6割を超えるとも言われ、当社でもそのご依頼件数は年々増えています。
今回は、リフォーム・リノベーションの魅力をお伝えいたします。
リフォームとリノベーションの違い
リフォームもリノベーションも、既築住宅を改修するという意味では同じですが、どんな違いがあるのでしょう。
一般的には、リフォームは、老朽化した住まいを元の状態に回復させることを意味し、リノベーションは、価値や性能を向上させることを意味します。
例えば、昔ながらのタイル張りの深い浴槽のあるお風呂場をユニットバスに換えるのはリフォーム。古民家を購入し、そのままでも住めるけど、水回りの位置を変えたり壁を取り払い、部屋を広くしたりして住みやすくするのはリノベーション。そんなイメージです。

新築とリノベーションの違い
リノベーションの規模によっても、そのコストや期間など、新築との違いは様々ありますが、一番は満足度の感じ方でしょう。
新築は自由度が高く、ご家族の理想を図面化し、それが形になった感動があります。かねてから「こんな家に住みたい」と思っていた夢が叶い、実現した満足感です。
一方リノベーションは、間取りが決まっているものの中で、できることとできないことがあり自由度は限られますが、その分、元々の状態からどう変わったのかという驚きは大きいです。そして、住みにくさや不便を感じストレスだった課題が改善されることで、悦びは倍増することでしょう。

リノベーションを選ぶなら
親から譲り受けたお家。移住を決めた歴史を感じる古民家。先祖が大事にしてきた柱のあるお家。想い入れがあり大事にしているお家なら、新築に建て替えるよりも、リノベーションがおすすめです。
もちろん、古い家なら、耐震性など基礎から考えなければならなかったり、間取りを大きく変えたり、新築よりもコストがかかる場合がありますが、骨組みを残し解体したとき出た資材の中から、想い入れのあるものやまだまだ使える上質な木材を、また再利用して使い続けることもできます。
リノベーションには、新しいだけではない、歴史や想いを後世に繋げるという付加価値があるのです。

子どものころ身長を刻んだ柱を再利用したお家。祖父母の住んでいた古いお家を、若いご夫婦が住まう世代を越えたお家へ。和を感じる中庭の景色はそのままに、和室をひと続きにした広々リビングのお家。
「継承」という価値を見出せるリノベーション。新築かリノベーションかで迷っている方は、ぜひアート・宙に、その想いをお聞かせください。