土地や建築資材価格の高騰で、この数年「コンパクトな暮らし」や「コンパクトな家」が主流となっていますが、「コンパクト」って一体何でしょう?
それはきっと、「小さくて狭い」という意味だけではないのではないでしょうか。
今回は、現代に合った「コンパクトな家」について考えてみましょう!
個よりも家族みんなの空間を
ひと昔前のお家は、部屋数が多く、個の部屋が6~8帖ほどの広さがあるのが特徴でした。しかし今では、土地の広さにも限りがありますし、家族との関わり方や暮らし方も、随分と変わりました。結果、必要性の低いものや空間はコンパクト化し、家族みんなで使う空間にその分の広さをとるようになりました。
背景には、コロナ禍でお家時間が長くなったこと、育休制度の見直しにより夫婦で育児参加するようになったことなどがあり、家族で過ごすお家の充実が進んだのでしょう。
「コンパクトな家」とは、お家全体が縮小したということではなく、「強弱のついた家」ということなのかもしれません。

リビングを広く見せる吹き抜けと窓
家族みんなで使う空間の代表格は、LDKです。
吹き抜けと窓の大きさで、実際よりも広い空間をつくりだすことができます。当社のセミオーダー住宅Tripleでは、あらかじめ規格や大きさがパターン化されていますが、そうした吹き抜けと窓の組み合わせから、「図面より広く感じられる」とLDKにご満足いただくお客様が多くいらっしゃいます。

空間を広く見せるテクニック
家具によっても、空間の見え方が変わります。
無垢の木で家づくりをしている当社では、床や天井に並べた板の向きやその木目の柄に特徴が見られます。
同じ木材で家具を造作し配置することで、統一感が生まれ空間に奥行きを感じられるようになります。
玄関は出入りするだけだから、狭くても良いとおっしゃるお客様も少なくありません。
窓の設置の仕方で、その狭さをカバーすることができます。
窓から明かりが入れば、照明は不要になりますし、窓越しに見える景色に植物があれば、玄関スペースに観葉植物などを置く必要もなくなります。

最近は30坪程度の敷地にお家を建てることが多いですが、さまざまな工夫でお客様には「こんなに広いの?」と完成を感動し喜んでいただいております。
パフォーマンスの物指しは、人によって異なります。十分なヒアリングによりお客様のニーズを的確につかみ、お客様の必要とするところを最大限に広々空間にご提案したいと思います。
アート・宙で、強弱のあるお家づくりを一緒に考えてみませんか?