現在開催中の、「小さく建てて大きく暮らすお家」のOPEN HOUSE。
約27坪の新築に、来場者様からは「開放感があって27坪には見えない!」と驚きの声があがっています。
今回は、小さく建てて大きく暮らす家づくりの仕方をご紹介いたします。
大きく見せる3つのポイント
近年トレンドのコンパクト住宅。各部屋が大きい、広いから良いというものではなく、限られた空間で様々な工夫を凝らすころで、広く見せ開放感が得られます。
空間を大きく見せるには、主に次のような3つのポイントが挙げられます。
・LDKの目線の向け方
・動線と配置
・家具の選定
LDKの目線の向け方
LDKを吹き抜けにし、大きな窓をつけるだけで、たっぷり光が入り、明るく開放的な空間になります。
また、リビングに鉄骨の階段を設置すれば、目線が抜け奥行きが生まれます。
LDKは家の中で一番広いスペースですが、その分家族が集まる場所なので、ただ広さを確保するだけでなく、窓や階段の配置やサイズを工夫することで、実際よりも広く見せることが可能です。
動線と配置
動線を考え配置し、各部屋に強弱をつけることは、視覚的な広さではなく、暮らしとして十分な広さを感じることができます。
お客様の生活動線から間取りを考えることで、無駄な動きやスペースを無くし、最小限の移動で暮らせるようになります。また、お客様から十分なヒアリングを行い、どの部屋にどれだけの広さが必要かを考えご提案します。広い空間もあれば狭い空間もあって、けれど、暮らし方に合わせた最良なサイズなので、決して不自由に感じません。
さらに、無垢の木の家づくりを行う当社だからこそ、職人の腕によって、床や壁の木材の並べ方でも、視覚的な広さや奥行きを生み出しています。
家具の選定
家具の選び方1つでも、空間の広さの感じ方は変わります。
例えば、LDKにはダイニングテーブルセット、ソファーにローテブルを置くのがスタンダードだと思いますが、その分スペースを必要とします。ソファーとダイニングテーブルが一緒になった2つを兼ね備えた家具もありますので、あえてスタンダードにこだわる必要もないのです。
プランニングの段階で、各部屋に合った家具をピックアップし、お客様のご希望に合わせご提案することも可能ですので、ぜひご相談いただきたいです。
土地の面積は決まっているものなので、物理的な広さを確保しようとするのではなく、お客様の暮らし方をとことん追求し間取りや配置を決め、木材や家具の選定やその並べ方の工夫で、コンパクトなお家で豊かな空間利用ができます。
大きな暮らしをお求めの方、ぜひその理想の暮らし方をお聞かせください!