4月は、新入社員を迎える季節です。
2003年1月に設立したアート・宙は、今年で22年目を迎えました。
新年度を迎えようとしている今、この21年の軌跡を振り返りながら、アート・宙が大切にしているもの、つまりそれは、この4月に入社する新入社員たちに受け継がれるべきことについて、この機会にお話したいと思います。
■企業が長く続く秘訣
中小企業庁の「中小企業白書」によれば、20年の企業存続率は55%と言われています。企業が長く存続し続けることは、簡単なことではありません。
それでもお陰様でアート・宙が21年続けてこられたのは、きっと社員が皆ブレずにいれたからでしょう。
当社は創業以来、ハウスメーカーではできないような手間ひまのかかる家づくりを行っています。良いものを作るためには、良い資材と良い職人が必要で、それには当然費用もかかりますが、私たちは値引きを一切いたしません。
もし最初お出しした見積りから後になって値段を下げられるのなら、最初から適正な価格をお客様には提示するべきで、かえってお客様に不安や不信感を抱かせてしまうものと考えています。
お客様には常に、本物で嘘のない良いモノを提案・提供する。
それがアート・宙の在り方で、その考え方を、社員が皆で貫きブレずにいられたことが、21年続いた理由ではないでしょうか。
■社員の意識を保つ秘訣
そんなことを言えば、「複数人いる社員が一丸となり、ブレずにいられる秘訣は何ですか？」と聞かれることもあります。
その答えはやはり、上に立つ人間がお客様の前でそれを実践していること。
そんな上司・先輩の姿を見ているからこそ、新卒を含め全員の当たり前になり、自ずと受け継がれていくのだと思います。
■新たに迎えるメンバーに期待すること
お客様に本物だけを提供できることは、自分にも嘘をつかずに仕事ができるということです。自分に偽りがなく、胸を張って仕事ができるのですから、これからアート・宙に加わる新入社員の皆さんにも、何事にも前向きにトライする仲間であって欲しいと願います。
ひとつの分野や作業に固執せず、目の前にあるあらゆるチャンスには積極的に挑戦することが、その人の成長を早めます。そしてそれは、周囲の仲間を感化し、会社としてさらに成長できる相乗効果を生みます。高め合える仲間に期待しています。
アート・宙が創業以来21年もの間大切にしてきたモットーを受け継ぎながら、前向きにチャレンジして周囲を感化していける新しい仲間を迎え入れる4月が楽しみです。
新たなメンバーが増える22年目のアート・宙の家づくりを、ぜひご期待ください。
