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利便性が一気に上がる!?一石二鳥の家づくりテクニック
9月19日(火) official

利便性が一気に上がる!?一石二鳥の家づくりテクニック

1度に2度おいしいもの。なんだか得した気分になりますよね。
家づくりにおいても、限られた土地や空間を有効活用するために、あらゆる一石二鳥な工夫をすることができます。

 

今回はアート・宙の家づくりから、そうした事例をご紹介してまいります。

 

 

■玄関は団らんの場
こちらの玄関。小上がりになった部分の床板は畳で、珍しいタイプです。
陶磁器や、そこに生けたお花などを飾るのも「和」の風情があり素敵ですね。

 

 

畳スペースのメインの用途は、装飾ではありません。
こちらのお家にはご近所の来客がよくあるそうで、玄関先にちょっと腰掛けておしゃべりを楽しみたい、そんなご要望から設けたベンチなのです。玄関入口部分まで畳部分はつながっています。露骨にベンチを置くよりも、その用途を含みながらも空間に馴染んだデザインに仕上がりました。

 

 

■ロフトは避難場所!?
一人暮らしの広さが十分にない賃貸マンションやアパートなどにはよくみるロフト。寝室スペースや、収納スペースとして利用する方が多いでしょう。
アート・宙の家づくりでは、ロフトをつけるというケースが少ないのですが、お孫さんが遊びに来たときの遊び場として、ロフトを設けたお客様がいらっしゃいました。また、土地が低いという立地環境から、震災や水害時に避難できる場所としても使えるようにし、暮らしに安心を得られました。

 

今年は特に、線状降水帯が発生し、全国各地で雨の被害がありました。低地に関わらず、こうした対策は、今後どのお家にも必要かもしれません。

 

■座れる、くつろげる
キッチンにはカウンターをつけ、食事をしたり子どもが宿題をしたりするようなスペースが欲しい。ゴロゴロくつろげる畳スペースも欲しい。でも広さは限られる。
それを融合し、解決したのがこちら。
畳スペースを小上がりにし、キッチン前のカウンターと隣接させたことで、カウンターの椅子の役割も果たすくつろぎ空間ができました。そのための椅子も必要もなくなり、広さと費用にコスパのよい技ありの工夫に!

 

 

■使い分けするカウンター兼ダイニングテーブル
ダイニングキッチンでは、家族で食卓を囲むダイニングテーブルも置きたいし、でもキッチンにはカウンターもつけたいというお客様が多いのですが、それにはある程度の広さがないと窮屈に感じてしまいます。
そんなときは、カウンターをダイニングテーブルの一部にしてしまうという方法があります。お子様が宿題をしたり、慌ただしい朝にサッと朝食をとったりと、ちょっとしたことはカウンターで済ます。家族が集まり団らんの夕食は、ダイニングテーブルを囲んで。一続きのテーブルにしたことで、ダイニングキッチンをコンパクトに納めることができました。

 

 

こうしたい、ああしたい、というお客様のご希望を叶えようと、試行錯誤し工夫した結果、一石二鳥のお家が完成します。
知恵を絞り、限られた空間の中でお客様のご希望すべてに添えることが、アート・宙の醍醐味でもあります。
展示場や見学会にお越し際は、わたしたちが凝らした一石二鳥の工夫、探してみてくださいね!

WROTE BYこの記事を書いたスタッフ

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