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さりげなく「和」を取り入れる、アート・宙の技が光る施工例
6月27日(火) official

さりげなく「和」を取り入れる、アート・宙の技が光る施工例

前回のブログでは、これまでアート・宙が手がけてきた「和室」のつくり方の例をいくつかご紹介しました。

 

「和」を取り入れた家づくりにおいて、和室として一室を取り入れることばかりではありません。
今回は、空間の一部に「和」を上手に取り入れる、部分的な採用例をご紹介してみたいと思います。

 

■収納も兼ねられる掘りごたつ
「畳は和室のもの」という常識にとらわれず、思い切ってダイニングスペースに取り入れてみてはいかがでしょう。掘りごたつなら椅子が不要になりますし、くつろぎながら家族団らんできます。
また、段差が生まれ、収納スペースも設けられるので、家族が多く集まる空間でもモノが少なくすっきりして見えます。

 

 

■実用的な室内小窓
こちらは和綴書物が棚に並ぶ書斎です。
吹き抜けになったリビングを観音開きの格子扉が繋ぎます。一見洋館のようで、和が垣間見られるお部屋です。

 

 

同様に、別のタイプのこちらのお仕事部屋。リビングとの境には障子の小窓。リビングからご家族の声が届きやすく、室内でも光を間接照明のように取り入れやすいので、実用性もあります。

 

 

■木材の輪郭を生かす
6月13日のブログで、一枚板が活きる家づくりをご紹介していますが、一枚板の使い方の中でも縁をカットせず、輪郭そのままに使用した例がありました。洗面台やトイレへの利用は、ナチュラルな雰囲気の中にも和を感じられます。防水の観点から、水を弾き拭き取りやすい素材になりがちな洗面台ですが、一枚板だと高級感を演出することができます。

 

 

また、木材を加工することなく、輪郭そのまま、梁に大胆に用いることもできます。
木の持つ力強さが感じられ、現れた杢目が自然の中にいるような気分にさせてくれ、その空間に気に和テイストが広がります。

 

 

 

■装飾や細工
絵や植物を飾るように、さりげない「和」の装飾や細工を添えてみるのはいかがでしょう。ガラスに描かれた金魚は涼し気で、室内に金魚鉢を置いたようです。

 

 

木の格子扉の一角に、鶴が模られた木製細工飾りは、旅館にでも来たようなさりげないお洒落さがあります。夜になって明かりが灯れば、室内に鶴の陰影が浮かび上がるのもまた、趣深いでしょう。

 

 

 

遊び心を、こうした和のデザインとして取り入れるのは面白いですね。
木の家づくりをしているアート・宙では、和室や和テイストを求められるお客様が常に一定数いらっしゃり、施工事例が多くあります。近代モダンなデザインにも様々な形で「和」を取り入れることができますので、関心を寄せているお客様は、家づくりの際にぜひそのデザインや方法をご相談ください。

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