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何もない空間だからこそ引き立つもの―代表小椋の「余白」の活用
6月16日(火) official NEW

何もない空間だからこそ引き立つもの―代表小椋の「余白」の活用

こんにちは。三重県材100%を使用した「木の家づくり」を手掛ける、アート・宙の小椋です。

建築と言えば、お客様の理想を創作し形にしていくことです。
けれど、何もないからこそ引き立つものもあり、私たちは、あえて余白を設計し、何もつくらない場合もあります。
そんな余白の効果をお話しましょう。

「余白」とは

お客様からご依頼を受け、暮らしを考え、それにあった間取りや動線を設計し、収納や造作家具までご提案するわけですが、常にモノがあれば良いとは限りません。

いくら広いお部屋があっても、モノがあふれていればその広さは実感できませんし、いくら好きでも、壁中絵画や写真などであふれていては、常に視界が騒がしく落ち着かないかもしれません。

例えば、1枚の絵を額に入れて飾るとき、額装マットで余白を設けることで、その絵がより引き立ちます。描かれた絵のデザインや配色によって、2.5~5cmほどの余白があると良いと言われます。

家づくりも同様に、何かを置くためのスペース(床)や、何かを飾る壁ではなく、何もない空間をわざとつくる。そんな「余白」こそが、他のモノを際立たせる効果をもたらします。

余白が生きる場所

余白はどこにあっても良いというものではありません。
廊下やトイレなど狭い空間ではあまり効果が感じられず、主にLDKのような人が集まる広い空間が有効です。

余白の設計は、空間をすっきりときれいに見せる空間デザインです。
実際にはそんなに大きなスペースでなくとも、余白のつくり方で広く見せることが可能になります。余白は心のゆとりにもなり、落ち着いたリラックスできるお部屋になるのです。

余白の実例

吹き抜けたリビングでは、天井までつながった壁に梁が際立ち、開放感が感じられます。

広い床には、何かモノを置きたくなりますが、何もないタイルの床は、広々とした空間を印象づけます。

TV背面の壁は、2mで足りたとしても、3mあったほうがきれいに見えます。余白はもっとも良いバランスを計算して設計しています。

何センチ、あるいは何ミリ単位の余白の取り方で、空間の印象は、思う以上に違うものです。
何もない余白なのに、他のものを引き立てたり、空間の広さの印象を変えてしまったり、その効果は大きなものとなります。

このようなそのお家がより快適で素敵になるためのつくり手の意図を、当社YouTubeチャンネルでも、詳しくご紹介しています。アート・宙の家づくりをよりお知りになられたいという方は、ぜひこちらもチェックしていただき、当社のお家づくりをお楽しみください!
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