残暑残る9月ですが、少しずつ秋の気配を感じます。
肌寒さを感じるようになると、「温かいお家で過ごしたい」と、リフォームやリノベーションを考えはじめる方もいらっしゃるのでは?
8月のコラムで、当社のリノベーション事例をご紹介しました。
https://www.artsora.com/blog/18815/
今回は、お家の暖かさに大きく影響する、窓のリノベーションにフォーカスしたお話です。
窓を交換する効果
昔の窓に比べ、最新窓は高性能です。
窓ガラスは、紫外線をカットすることに加え、遮熱性や防音性も高いです。
また、サッシも断熱性が高くなり、これまで窓から逃げてしまっていた冷気や暖気が抑えられるようになりました。室内温度を季節ごと適性に保ち、エネルギー消費を抑え、環境への負荷も減らせます。
結露防止にも優れ、窓周辺に発生しやすいカビやダニも防げるようになり、衛生面や健康面でも良い影響が期待されます。
窓1枚替えるだけでも効果はありますが、体感レベルには至りません。
リビングの南側の窓や、脱衣室や寝室の窓をリノベーションすれば、その効果は体感しやすいでしょう。
窓リノベの手順
築10~15年で性能劣化は始まると言われます。
暮らしに「寒い」「湿気が多い」など不便や不快を感じたら、まずはご相談ください。実情に合わせお見積りをお出しします。
窓のリフォーム・リノベーションには、先進的窓リノベの補助金を活用で1きます。1戸あたり、最大上限200万円の補助金ですが、交付決定から約3か月後に支給されるので、早めに申請しましょう。(申請は、窓リノベ事業者として登録された、施工業者が行います。)
窓リノベ単体工事は、1~2日でできることもあります。ですから、その家で暮らしたまま工事ができるので、リノベーションとしてはお手軽とも言えます。
先進的窓リノベ補助金制度
補助対象には、いくつかの条件があります。
対象者としての条件は2つ。登録済の窓リノベ事業者との工事請負契約があることと、リフォーム工事をする住宅の所有者であることです。
対象住宅としての条件も2つ。建築から1年経過した、または、過去に人が住居した住宅であることと、1つの住戸を有する戸建て住宅であること。(集合住宅の場合は、基準は異なる。)
対象製品を用い、ガラス交換・内窓設置・外窓交換・ドア交換といった、主に4つの工事が対象となります。
工事内容や住宅の建て方、対象製品の性能とサイズによって、条件200万円の範囲内で補助額が決まりますが、補助額は最低5万円以上でなければなりません。
2025年12月31日までで、予算上限に達し次第受付は終了です。9月上旬現在、予算到達は26%なので、まだ余裕はありそうです。
窓リノベの対象工事に含まれるように、家の断熱性を高めるには、窓だけでなく、空気や風が出入りしやすい玄関などのドア交換も行うと、その効果はさらにアップします。
窓のリフォーム・リノベーションをきっかけに、お住まいのお家の悩みごとをあれこれお聞かせいただければ、すべての悩みを解決するご提案をさしあげられます。
本格的な寒さを迎える前に、ぜひアート・宙にご相談ください。