お家の印象を決める外観。
屋根や外壁を、どんな材質でどんな色にするか、悩むお客様も少なくありません。
好みもそうですが、費用やメンテナンス、材質の性能など、さまざまな面から決めることになる外壁。今回は、その選び方がテーマです。
理想の実現
家づくりでは、誰しもが「こんなお家に住みたい!」というイメージがあり、外観についてもその理想をカタチにしようという方が圧倒的に多いです。
グレーやホワイト、ブラウンといったモノトーン系の色でお家をスッキリ見せたい方。
「この色とこの色の組み合わせにしたい」と、ツートンで個性を出したい方。
塗り壁を好む方、スギやヒノキの板を貼りたい方。イメージされるお家はさまざまです。
そんなお客様の希望をうかがった上で設計し、その背景となる景色にもマッチし、コーディネートとしてまとまりのあるご提案をさしあげます。
人気のある外壁
無垢の木の家が特徴の当社にオーダーいただくお客様に人気がある外壁の1つは、塗り壁。風合いがきれいで、つなぎ目のない美しい仕上がりになります。
それから、木の家を好まれるだけあって、外壁にも木の板を張り付けるのも人気です。縦張りのヒノキは、スッキリとした外観になりますし、焼杉を用いたお家はハイグレードに見映えします。
外壁のメンテナンス
10~15年ほどしたら、外壁の点検を行い必要なメンテナンスを行います。メンテナンスでは、足場を組み洗浄しますので、屋根と併せて行うのが良いです。
メンテナンスによるコスト幅は、外壁の材質よりも、そのお家の立地環境が大きく影響します。川や沼地など、水辺で湿気の多いところでは、外壁に藻が付きやすく、逆に街中の大通りに面したところでは、排気ガスにより黒ずんだりします。
また、屋根の形状でも、外壁の汚れは変わります。軒の深い外壁は、雨風にさらされないので汚れにくく、逆にキューブ型のお家は汚れやすいです。
ですから、環境面やデザイン面から外壁を検討すると、メンテナンス費用が軽減されることもあるのです。
すてきな外観のお家事例
深いブルーの壁と焼杉が相性良く、シックで落ち着いた印象を受けるこちらのお家。視線を遮るルーバーとの組み合わせもマッチしています。
クリーム色の外壁とブラウンの平瓦の色味が良く合って、直線的ですっきりしたデザインのお家。室内にも熊野産の木材や珪藻土などの天然素材をふんだんに使った、当社らしい仕上がりです。
三重の景観に合った、トータルコーディネートされたお家を、アート・宙で一緒に考えませんか?住みたいお家の理想と、立地環境やメンテナンス面から、最良な外壁選びのお手伝いをさせていただきます。