こんにちは。三重県材100%を使用した「木の家づくり」を手掛ける、アート・宙の小椋です。
みなさんには、趣味はありますか?
三重県に暮らす方々は、その豊かな自然を楽しみ、登山やキャンプ、釣りなど、アウトドアを趣味とされることも多いように思います。他にもバイクやボルダリング、ゲームやお料理など、それぞれの趣味をお持ちです。
その趣味を楽しむための「趣味部屋づくり」が、今回お話するテーマです。
趣味の有無で幸福度が違う!?
株式会社Hakuhodo DY Matrixのシンクタンク「100年生活者研究所」が行った、人の幸福度と趣味の関係性を明らかにする調査結果によれば、調査対象728人のうち、平均以上の幸福度を感じている人は421人で、その内の8割が「隠れ趣味」を持っているということが分かりました。
「趣味」ではなく「隠れ趣味」というのは、周囲に言うレベルではないが、日々の生活の中で楽しく続けていることや習慣、を意味するそうです。
また、「100歳まで生きたい」という考える人は、隠れ趣味を持っている人のほうが、隠れ趣味を持っていない人よりも、1.8倍高いことも分かっています。
自分の中の「楽しみ」のようなものがあるだけで、幸福度の感じ方が変わるのですね。
書斎が趣味部屋
新型コロナの収束以降、在宅ワークも日常化し、出勤せずともお家にいながらオンラインミーティングに参加したり、仕事したりすることができるようになりました。そのせいか、昔と違い書斎を身近なものとしてつくられるお客様が増えました。
その用途は、お仕事に留まらず、趣味部屋を兼ねているケースも少なくありません。
今年2025年、サウジアラビアで初めてのeスポーツオリンピックが開催されますが、今や年齢問わず老若男女に大人気のコンピューターゲームやビデオゲーム。
お客様の中にも趣味とされる方がいらっしゃり、モニターを置く広さや、ゲーム機をしまう収納スペースなどを計算して、趣味部屋を兼ねた書斎をおつくりしました。
趣味のためだけの特別スペース
ご夫婦が本や映画を楽しまれるお家では、造作本棚を壁一面にとりつけ、まるで図書館のように趣味でくつろげるスペースをつくりました。
乗り物を趣味とされるお客様には、所有される車・ボート・ジェットスキーを置く、土間のあるガレージをつくりました。
釣り好きで、釣り道具をコレクションしているお客様には、釣り竿専用の一部屋を設けました。
DIYやロードバイク、アウトドア全般を楽しまれるアクティブなお客様には、家の中ではそれらをインテリアのようにして楽しめる空間をつくりました。
これまで当社が手がけたお家では、家づくりの過程で趣味部屋を検討される方はおらず、多くの場合、「趣味部屋が欲しいから家を建てたい!」「趣味を近くに感じられる家にしたい!」と、趣味を大切にする延長に家づくりがあることがほとんどでした。
趣味を休日だけの特別なものではなく、生活の一部として日ごろから身近に感じられる家であることが、お客様の満足度につながると感じています。
それが、プロ顔負けの本格的な趣味でも、自分だけのささやかな楽しみの隠れ趣味でも、私たちにお聞かせください。趣味を日常に取り入れた、ご満足いただけるお家をご提案いたします。