スタッフブログ

倉敷市真備町 1日目

伊藤 克至 自己紹介へ
2018/07/23(月) 日々のこと

昨日に続きまして、真備町でのボランティア体験についてご報告させて頂きます。

 昨日同様、被害を直接的に伝える写真は自粛させて頂きますので、ご理解下さい。

 

本日はタイトルの通り、ボランティア1日目になります、17日の体験について書かせて頂きます。

 

最高気温が38度を越えたこの日でも多くの方が集まっていました。

 

真備記念病院にバスが着き、作業についての説明が始まりました。

そこから、5人のグループに分かれて、あるお宅の片付けのお手伝いに向かいました。

 

リーダーは、神奈川から来られ、災害ボランティアを多く経験されているベテランの方です。

加えて倉敷市在住のご夫婦のお2人と、同じく倉敷市在住の男性お1人と私の構成になります。

 

被災状況としては2階の腰あたりまで浸水跡が残っており、高さとしては4m前後程でした。

道路から溢れるほどまで物が積まれており、被災から1回も物の回収がされていない状況でした。

 

カーポートには車が止められていましたが、完全に水没していました。

まだ10回しか乗っていない新車だそうです。

地面に置かれていた犬の置物が、その車の上に載って守ってくれていたと、嬉しそうに話されていました。

 

お宅には老夫婦のお2人がいらっしゃいまして、感謝の言葉を頂いた後、作業内容を説明され、それぞれ分担して開始しました。

 

まず私は家具を解体する作業を始めました。

奥様がその家具の想い出について語って下さいました。

嫁入りして間もない頃に買い、何十年も過ごしたことなど、とても思い入れのある家具だったようです。

 

次に2階の床の一部を剥がす作業を行いました。

前述の通り、2階の床も水没した状態でしたので、床材である木も傷んでいました。

 

最後に外回りの清掃を行いました。

泥の詰まる側溝、厚い土に覆われた土間、土のついた物等々を綺麗にしました。

そこにもご夫婦の想い出の品々があり、お話しをして頂きました。

土に汚れてしまった結婚式の衣装、若い頃の写真なども見せて頂きながら、「このようなことがあって久しぶりに見ることになるとは」と、おっしゃっていました。

 

私の作業としてはこの通りでした。

他の方の作業は、食器洗い、物を収集場に持っていくといった内容でした。

 

昨日書いた通り、作業を20分行い、10分休憩することを厳命されていました。

その休憩時間とお昼の間で、ご夫婦だけでなく、グループの皆さんといろいろとお話しさせて頂きました。

旦那様は、大阪に住んでいたころの、阪神淡路の経験など

奥様はなぜこの地に住み始めたか、社会人の子どもはどう過ごしているかなど

倉敷市在住のグループの皆様は、郷土愛や倉敷市、倉敷市民の現状など

リーダーは、これまでどのような災害で何を経験したかなどをお話しして頂きました。

私も、三重県から来たという事で、どのような思いで来たかなどを話させて頂きました。

 

皆様の純粋な思いに触れ、私としても感じることが多くありました。

 

ご夫婦も非常に良い方で、休憩の度に飲み物や食べ物を出してくださいました。

おにぎりやパン、エナジードリンク、桃やキウイから、サーターアンダギーといった変わり物まで頂きました。

 

そして何より、とても落ち着いて前向きでした。

家具を壊している時もそうでしたが、本当は悲しいでしょうが笑ながら思い出を語り、

ご近所の方にも食べ物を配るなど、周りにも気を使われていました。

 

その心にも触れ、ボランティアという、与えることをしに行ったにも関わらず、与えられるものが多い一日でした。

 

本日はここまでです。

 

明日もご覧になって下さい。

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