皆さんこんばんは!営業課の江坂です。
今日は暖かくて絶好の洗濯日和でしたね。ちなみに今日は「ふとんの日」。羽毛のふわっふわの軽い布団が主流ですが、実はある程度重い掛布団の方が熟睡できるみたいですよ!
さて、今日はアート・宙のこだわりの木材を買付から製材までしていただいている「野地木材工業」さんの話をしたいと思います。
野地木材工業は、全国的にも珍しい建築用木材全ての品目を自社製材・加工しています。熊野の原木市場にて原木を買付け、加工・製材までを一貫生産する。これは、1本の木を無駄なく大切に使いたいという想いから来ています。
また、木材は、同じ樹種でも場所によって強度や特徴が違い、適材適所で使い分けるのが良いんです。
例えばこの写真。
丸太の断面の写真です。右側に木の中心があって、年輪がわかるかと思います。写真を見ると気づくかもしれませんが、木の中心は年輪が細かく、外側にいくにつれてだんだん年輪幅が広くなっています。
つまり、木の中心部分が一番強度がある部位になり、家の骨組みとなる構造材として使うのに適しています。アート・宙の柱や梁は、木の中心を通ったものしか使いません。これを芯持材と言います。
なので、1本の木から1本の柱や梁しか取れません。
それでは、まわりの木材はどうするの?こちらは適度に柔らかく、温かみを感じられやすいので、床などの内装材に適しているんです。
ちなみにアート・宙の床材は3センチの厚みが標準。もちろん無垢材。この厚さにすることによって、合板を使わずに施工をすることができます。出来上がってしまうと床の厚みはわかりませんが、そういった見えない部分でもこだわりをもって施工しています。これは現場美化等にも繋がっている部分ですかね!
家にかかる費用は、6割が最終見えない部分にかかっているみたいですよ!
このように、木も部位によって特徴があり、一長一短があります。
それぞれの良さを最大限に活かして、一貫生産することで無駄を省いているんです!!
それでも、いくら無駄を省いたって熊野の無垢材は外材に比べると高価なもの。普通に問屋さんから仕入れるとどうしても高くついてしまいます。アート・宙では、問屋を介さず、野地木材工業さんと直接取引をすることで、よりお値打ちにお客様まで届けることができています。
https://www.nozimoku.co.jp/
↑野地木材工業さんの詳しいことはこちらからHPに飛べますので、是非のぞいてみてください。
また、ご希望があれば実際に工場へ行って、加工の様子を見ることもできますので、ご興味あれば是非!!