皆様こんにちは。アート・宙 田中です。
本日はアート・宙の四日市展示場で使用されている石の素材についてご紹介を致します。
展示場内の薪ストーブが置いてあるコーナーの壁に“大谷石”という素材を使用しています。
近年では住宅の壁や店舗の内装や外壁の一部、住宅の造作キッチンの一部に使用されるなど、使用方法も多種多様でございます。
その大谷石についてですが、少しお調べ致しました。
大谷石は栃木県宇都宮市北西部の大谷町付近一帯で採掘される軽石凝灰岩の石材で、柔らかく加工がしやすいことから、
古くから外壁や土蔵などの建材として使用されて来ました。
日本列島の大半がまだ海中にあった新生代第紀中新世の前半に、火山が噴火して噴出した火山灰や砂礫が海水中に沈殿して、
それが凝固してできたものとされています。
↑“大谷石写真”
軽くて軟らかいため加工しやすく、さらに耐火性・防湿性に優れているため、
住宅、(かまど、石窯・防火壁、門柱、敷石・貼石など)、
蔵や石垣、斜面の擁壁にも使用されて来ました。音楽ホールへの利用も広がっています。
栃木県宇都宮市に大谷石のミュージアム“大谷ミュージアム”という資料館があり、
幾つもの映画撮影にも使用されていた場所のようです。
実際の採石場跡地が資料館になっていて、検索して見ていると異国のようでもあり
美術館のような空間で幾つもの写真に引き込まれ、私も行ってみたくなりました。
↑“大谷石ミュージアム”
ちょうど、大谷石を調べていた頃にイベントに参加されたお客様のお家にも大谷石を使用しているというお話をお聞きしました。
とても雰囲気が良く、色んなテイストに馴染み活用出来そうな素材ですね。(^^)
アート・宙 四日市展示場内写真