ブログ
皆様、こんばんは。
もう今年も残りわずかになってしまった今日この頃、
ものすごく久々なブログです(*_*;
なんだか例年になく、気持ちだけわたわたと忙しなかった、おかしな日々を過ごしたように思います。
残り少ないですが少しは実りのある時間を過ごしたいと思います(*_*;笑
☆
さて。
いきなりなんの話だと言われそうなタイトルですが、
アート・宙の朝礼では、その日の当番が3分間スピーチを行っており、その中で話をした内容です。
「縁起が悪いから北枕にしない」
お家づくりのお手伝いをするようになる前から、一般的に聞く話でした。
理由は、「亡くなった人の枕の方向が北だから、北は死者を寝かす方向」と聞いたことがあります。
へぇーそうなんだ、と深く考えたことはなかったのですが、
でもどこかで、
「北枕は、本来は良い方向だからこそ、亡くなった方をその方向に寝かす」
という話を聞いたことがあたような覚えがあり、朝礼で話す話題も尽き始めたので(笑)、少し調べてみました。
北枕が縁起が悪いと言われる「北は死者を寝かす方向」と言われるのは、お釈迦様が亡くなられたときに横たわった方向が北だったことが由縁のひとつだと言われているようです。
なぜ北だったのか。
いくつか説はあるようですが、その中に、お釈迦様が亡くなった地から見て、生誕の地が北であったため、その方向に頭を向けて寝たという説があるようです。
お釈迦様が寝られた方向なので、本来は良い方向と見られても良いのですが、日本に伝わる中で、「亡くなった人を寝かす方向」ということのみが強調されて伝わり、「北枕は縁起が悪い」というようになったのではないか、という話です。
徒然草では、白河法皇が北枕だった、との話もあるので、昔はそこまで気にしていなかったのかもしれませんね。
現在では、北半球では磁気の流れが北から南に流れているので、北枕の方が磁気に逆らわずに体にも良い、という見解もあるようです。
昔から言われていることも、元をたどれば案外違う側面も見えてくるのは面白いことです。
風水も、昔からの統計学とのことで、昔は守るべき内容でも、今では特に問題ないものも少なくないようです。
お家のプランの考え方も変わるかもしれないし、良かったら、一度北枕試してみてください(*^^*)